あらすじ
警視庁イチの変わり者・平塚平八はその性格ゆえ、たった一人の班である「平塚班」として行動している捜査一課の刑事。周囲から嫌われ者として扱われているが、次々と難事件を解決していた。そんな平八をよく思わない捜査一課の面々は、常々彼の活躍に疑問を抱き、その陰には何らかの不正があると考えていた。そんな捜査一課に、所轄の警察官を経て刑事としてのテストを受けることが許された 西園寺公輔が訪れる。
西園寺が捜査一課長室に足を踏み入れると、そこにいたのは平八だった。平八を課長と勘違いしてしまった西園寺は、初日から平八に騙され、捜査一課長・剣持と平八をライバル視する刑事・金田に説教される。慌てる西園寺に剣持と金田が言い渡したテストの内容は、平八の部下のふりをして24時間監視し、その行動を逐一報告することだった!
あらすじ
昭和20年8月。マッカーサー元帥が厚木飛行場に降り立ち日本占領が始まった。進駐軍の逆鱗に触れた前任者に代わり、外相に就任したのは吉田茂。戦時中、反戦主義者として投獄された経歴がプラスに作用した。吉田は、プライドだけを武器に誰もが恐れた最高実力者マッカーサーと対等に渡り合う。一方で、古くからの友人である元首相・近衛文麿は戦犯として追い詰められていく。