涼宮ハルヒの消失 動画

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wikipedia公式サイト注意!見られればいい人向けですあらすじ
冬休みを間近に控えた高校1年生の冬、涼宮ハルヒ率いるSOS団はクリスマスに部室で鍋パーティを開くことを決定した。気が早いハルヒは早速パーティの用意を始め、キョンたち団員もその準備に追われていたが、妙な事件が起こることもなく至って普通の学校生活を送っていた。
しかし12月18日の朝、いつもの通学路でキョンはクラスメイトの谷口に会い、昨日まで元気だった彼が突然風邪を引いたことに驚く。普段通りに谷口に話しかけるキョンだが、どこか会話が噛み合っていないことに違和感を持つ。さらに、学校に着いてみるとクラスでは急に風邪が流行して多くのクラスメイトが欠席しており、ハルヒの姿もなかった。昼休みになり、キョンは国木田と昼食を共にしたが、ここでもどこか会話が噛み合わない。
そのとき、風邪から回復したらしい女子生徒が教室に入ってきた。そして本来ハルヒの席であるはずのキョンの後ろの席に座ったのは、半年前に長門との戦闘に敗れて消滅し、表向きはカナダに転校したことになっていたはずのクラスメイト、朝倉涼子だった。
朝倉の登場に戦慄するキョンは国木田に、そこは「ハルヒの席」であることを確認するが、彼からの返答は「そんな人はこのクラスにいない」という衝撃的なものだった。錯乱寸前となったキョンはさらに数人のクラスメイトに訊ねるが、その全員がハルヒの存在を知らず、朝倉の転校に関しても「してない」と答えた。出席簿を確認しても、そこにハルヒの名前はなかった。他のSOS団員の姿を求め、キョンは古泉一樹の在籍する1年9組へと向かうが、9組があるはずの場所には非常階段へ続く踊り場だけがあり、古泉はおろか9組そのものが存在していなかった。朝比奈みくるは鶴屋さんと一緒にいたが、2人とも「普通の人間」で、SOS団に関する記憶はさっぱり無くなっていた。
茫然自失しつつ最後の砦としてキョンが向かったのは、SOS団が占拠していた文芸部室だった。しかし、扉を開けたその部屋にいたのは、眼鏡を掛け、驚いた様子でキョンの姿を見つめる「普通の少女」、長門有希の姿だった。
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